長芋の皮、剥かなくてもいいの?食べても大丈夫なの?野菜のプロが解説

長芋を食べる時、皮を剥いていますか?

皮を剥く時に、手がぬるぬるすることやかゆみを感じることがありませんか?

私自身、手のかゆみを避けるために、皮付きで長芋を食べることが多いです。

「え、皮も食べられるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、実は長芋の皮は食べられるんですよ。

皮付きで食べる方法について、スーパー青果担当者だった私が解説しますね。

長芋の皮は食べてもOK!でも注意点が…!

皮を剥く作業で長芋に手を滑らせたことはありませんか?

長芋をすりおろす際にも皮を剥く必要がありますが、包丁やピーラーを使ってもぬるぬるして滑りやすいですよね。

数年前、「長芋の皮も美味しく食べられる」という情報を耳にし、試しに皮ごと食べてみたところ、予想以上に美味しかったです。それ以来、私は長芋を皮ごと食べることにしています。

多くの長芋は、おがこをつけて乾燥を防ぎながら販売されていますので、食べる前にはしっかりと洗いましょう。

また、ヒゲは食感が良くないため、取り除くことをお勧めします。

ヒゲの取り除き方はとても簡単!その手順を以下でご紹介します。

長芋のヒゲの下処理

1. 長芋を水で丁寧に洗い流しましょう。

2. キッチンペーパーを使って、長芋の水気をしっかりと拭き取ります。

3. コンロの火を使って長芋のヒゲを焼きます(火傷には十分注意してください)。長芋を火の上にかざすだけで、ヒゲが焼けて取れます。

これで下処理完了です!

あとはお好みの調理方法で楽しんでください。

皮付きの長芋はすりおろしても良いですし、今回は「長芋ステーキ」をおすすめします。

長芋を輪切りにし、油をひいたフライパンで焼くだけ。

皮をつけたまま調理することで、長芋の風味が増し、力強い味わいを楽しめます。食感も良好で、癖がありません。

味付けはお好みで。醤油や麺つゆでいただいても良いですが、今回はシンプルに岩塩を振って味わいました。

まとめ

記事の要約!
  1. 長芋の皮は食べられる。皮を剥く作業は滑りやすいが、皮ごと食べると美味。
  2. 長芋はおがこをつけて乾燥防止で販売。食べる前には洗うことが重要。
  3. ヒゲ根は食感が悪いので取り除く。ヒゲの取り除き方は簡単で、コンロの火で焼くだけ。
  4. 皮付き長芋は様々な調理方法で楽しめる。「長芋ステーキ」がおすすめ。味付けは岩塩がシンプルで美味しい。