人参は根菜であるため、葉物野菜に比べて保存がききます。
適切な保存をすることで、通常よりもさらに長く新鮮さを保てます。
少しの工夫で長期間保存できるので、ぜひお試しください。今回は、人参を新鮮に保つための3つの保存テクニックをご紹介します。
丸ごと人参の保存方法
人参は空気に触れると乾燥し、表面は黒くなり始めます。
乾燥が進むと食感も損なわれ、柔らかくしなびてしまいます。
これを防ぐためには、人参を乾燥から守ることが重要です。
具体的な方法としては、人参をキッチンペーパーで包み、袋に入れて保存します。
冷蔵庫に入れる際は、立てた状態で保存すると、寝かせて保存するよりも鮮度が長持ちします。
我が家では、冷蔵庫の野菜室の前にドリンクを入れるスペースがあり、そこに人参を立てて保存しています。
立てて保存する際には、ペットボトルをカットして使用すると、人参を立てやすくなります。
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使いかけの人参の保存方法
小さな人参は一度で使い切れることが多いですが、大きな人参は一度に使い切れず、カットした残りが出ることがあります。
その場合、カットした人参の保存には注意が必要です。
カットした人参は、ラップを使ってしっかりと包み、食品用の保存袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
丸ごとの人参と同様に、乾燥は避けることが重要です。
乾燥すると人参は早く傷んでしまうため、乾燥を防ぐためにも、ラップできっちりと包むことがポイントとなります。
カット後の人参の保存方法:冷凍保存
人参をさらに長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍する際は、加熱する形に切っておくと便利です。
みじん切り、乱切り、いちょう切りなど、お好みのカット方法を選んでください。
我が家では、乱切りをよく使うので、乱切りにして食品用保存袋に入れて冷凍します。
保存袋に入れる際は、なるべく平らにしておくと、後で取り出しやすくなります。
調理時には、凍ったままの人参を鍋に入れて加熱しても大丈夫です。
冷凍した人参の食感は少し悪くなりますが、私はそこまで気になりません。
事前にカットしておくと、調理時間も短縮され、忙しい方にも便利です。
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まとめ
- 保存ポイント1:人参は乾燥を防ぐ。キッチンペーパーで包み、袋に入れて保存。立てて保存すると鮮度が長持ち。
- 保存ポイント2:使いかけの人参はラップでしっかり包み、食品用保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。
- 保存ポイント3:冷凍保存も可能。調理前の形にカットし、食品用保存袋に入れて冷凍。調理時は凍ったまま使用可。