ごぼうが長すぎて冷蔵庫に入らない!どうやって保存するのがいいの?野菜のプロが解説

ごぼうを購入したものの、冷蔵庫に入れるのが難しいと感じたことはありませんか?

ごぼうは種類によりますが、長さはおおよそ80センチ近くにもなります。

この長さでは、冷蔵庫に直接入れるのは一苦労です。斜めに野菜室に入れても、他の野菜の収納が難しくなることも。

また、野菜室がいっぱいの場合、ごぼうを入れるスペースがないこともあります。

そんなときの対処方法を、スーパーの青果担当だった私が、長いごぼうの保存方法をご紹介します。

冬場など寒い時期は、寒い部屋で保存してもOK!

寒い季節、特に冬には、ごぼうは室温で保存しても大丈夫です。

土をつけたままのごぼうは、鮮度が良ければ、寒い部屋で1ヶ月ほど保存が可能です。

直接畑から収穫されたごぼうは、新聞紙で包み、袋に入れて保存すると良いでしょう。

一方で、スーパーで購入したごぼうは、購入時の袋に入れたまま、寒い部屋で保存しても大丈夫です。

保存する際は、ごぼうを立てて保管し、1〜2日おきに鮮度を確認してください。

立てて保存する方が、寝かせて保存するよりも鮮度が長持ちします。

保存場所は、1〜10℃程度の風通しの良い寒い場所が最適です。

暖房が効いた暖かい場所では、ごぼうが傷みやすくなるので注意が必要です。

冷蔵庫で保存するときは?

冷蔵庫での保存ももちろん可能です!

ごぼうを冷蔵庫に収める際は、冷蔵庫に入る長さに切り分けましょう。

今回は、例として3等分に切りました。

切り口は乾燥しやすいので、ラップを巻いて保護してください。

その後、ごぼう全体をキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保存します。

保存の際は、ごぼうを立てて置くことが理想的です。

キッチンペーパーを使う目的は、ごぼうを乾燥から守りつつ、湿気を閉じ込めないようにするためです。

ポリ袋だけでなく、キッチンペーパーも使用することで、鮮度が保たれ、より長持ちします。

まとめ

記事の要約!
  1. チェックポイント1:寒い季節は室温保存が可能。土付きで1ヶ月、立てて保存し鮮度を保つ。
  2. チェックポイント2:収穫したばかりのごぼうは新聞紙包み、スーパーで購入したごぼうは袋に入ったままで涼しい部屋で保存。
  3. チェックポイント3:冷蔵庫保存時は切り分け、ラップとキッチンペーパー使用で乾燥防止と鮮度保持を期待できる。