ハズレの「人参」を買わない選び方。たった3つのコツを解説

人参は長く持つので、どの人参も品質が同じであると誤解してしまうことがあります。

しかし、注意深く選ばないと、思わぬ形で傷んだ人参を手に入れてしまう可能性があります。

スーパーの青果担当として働いていたときも、「えっ、人参ってこんなに傷むの?」と、思うほど売り場の品質チェックのときに傷んだ人参があったのを覚えています。

そこでこの記事では、人参の鮮度を確認するポイントと、良い品質の人参を選ぶ方法をお伝えします。

鮮度チェックポイント1: 人参の表面を確認

特にバラ売りの人参は、表面がすぐに萎びてしまうこともあります。バラ売りの人参はツヤ・ハリがあるのを選びましょう

一方で、袋に入った3本や5本セットの人参では、表面に水分がないかを確認することが大切です。

袋入り人参では、人参が呼吸することで袋の内部に水分が発生し、それが放置されると人参の表面がぬるぬるとして鮮度が落ちてしまいます。

したがって、袋入りの人参を選ぶ際は、表面が乾いているものを選びましょう。

私がスーパーで働いていた時は、表面に水分がある袋入り人参は見切り品として処理していました。

鮮度が保たれた人参を選ぶコツは、表面が乾燥しているものを選ぶことです。

鮮度チェックポイント2: 人参の先端をチェック

人参の先端部分は特に傷みやすいのをご存知でしょうか?

表面が綺麗に見えても、先端が傷んでいることは少なくありません。

ですので、人参を購入する際、バラ売りであれ袋売りであれ、先端の状態を確認することをお勧めします。

先端が傷んでいたり、または乾燥しすぎてしている人参は鮮度が下がっている可能性が高いです。

鮮度の良い人参を選ぶためには、先端がしっかりとしていて、乾燥しすぎていないものを選びましょう。

ちなみに、バナナの「値段が高い」or「値段が安い」の違いはご存知ですか?

鮮度チェックポイント3: 人参の切り口をチェック

鮮度の高い人参を見つけるためには、切り口の状態も重要なポイントです。

人参は収穫後も持っている養分で成長し続ける性質があり、切り口から新しい芽が出てくることがあります。

もし切り口から芽が出ている場合は、古い人参である可能性が高いです。

【補足】

今回は芽が出ている人参の話で、葉付き人参として販売されているものではありません。

葉付き人参の鮮度を判断する際は、葉っぱの色をチェックしてください。

黄色い葉っぱは鮮度が落ちているサインです。鮮度が良い人参を選ぶポイントは、切り口から芽が出ていないものを選ぶことです。

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まとめ

記事の要約!
  1. チェックポイント1:人参の表面を確認。バラ売りはツヤ・ハリがあるもの。袋入りは表面に水分がないものを選ぶ。
  2. チェックポイント2:人参の先端をチェック。先端が傷んでいなく、乾燥しすぎていないものを選ぶ。
  3. チェックポイント3:人参の切り口を確認。切り口から芽が出ていない、葉っぱが黄色くないものを選ぶ。