ハズレの「大根」を買わない選び方!「丸ごと」、「カット」それぞれのポイントを解説

冬の季節には、じっくりと煮込んだ大根が絶品ですね!

その濃厚な煮汁がじゅわっと染み出て、味わい深い一品となります。

冬には大根を使った料理が増えると思いますが、どのような大根を選んでいますか?

今回は、以前スーパーの青果部門で働いていた私が、ハズレを買わない大根の選び方を3つお伝えします。

丸ごと大根の選び方

価格が同じなら大きい大根を選びがちですが、大きすぎると味が落ちたり、繊維が固くなることも。

そこでおすすめなのは、適度な太さの大根を選ぶことです。

同じくらいのサイズの大根を比較する際は、手に取って重さを感じてみましょう。

重い大根は水分が豊富で鮮度が高い証拠です。

さらに、大根にはハリと艶があり、これも鮮度の良さを示していますので、これらのポイントを確認して選んでください。

もしシワのある大根を選んでしまったら、切り干し大根や漬物にすると良いでしょう。

覚えておくべき大根の選び方は、適切な太さとハリ、艶のあるものを選ぶことです。

カット大根の選び方

カット大根は、通常、首の部分と先端の部分に分けられて販売されています。

用途によって上部や下部を選んで購入することが多いでしょう。

コスパを重視して、少しでも大きなカット大根を選ぶ方もいるかと思います。

しかし、カット大根を選ぶ際の重要なポイントは「切り口」です。

大根は基本的に朝にカットされて店頭に並びますが、店によっては前日にカットされたものも販売していることがあります。

その場合、切り口が乾燥してしまっていることも…!

乾燥した切り口の大根は、すぐに使う分には問題ありませんが、使い切れずに保存する場合や、数日後に使う予定の場合は、切り口がみずみずしいものを選びましょう。

これが、カット大根を選ぶ際の良いポイントです。

丸ごと大根・カット大根の選び方(共通ポイント)

丸ごとの大根もカット大根も、選び方には共通するポイントがあります。

スーパーで大根を選ぶ際、皆さんは陳列台の上部にある大根を無意識に選んでいませんか?

売れ行きの良いスーパーでは、陳列台の上部にある大根でも鮮度はそこまで変わらないかもしれません。しかし、大根の価格が高くて売れ残りがちな場合は注意が必要です。

一般的に、スーパーでは新しい商品は陳列台の下部に、古い商品は上部に配置されます(私が青果担当だった時も、この方法で陳列していました)。

したがって、すぐに使う予定なら陳列された上の方の大根でも問題ありませんが、一度に使い切れない場合や保存しておく必要がある場合は、鮮度が良いと思われる陳列された下の方の大根を選ぶことをお勧めします。

まとめ

記事の要約!
  1. チェックポイント1:適切な太さの大根を選ぶ。大きすぎると味が落ちるか繊維が固くなる可能性あり。
  2. チェックポイント2:重さを確認。重い大根は水分が豊富で鮮度が高い。ハリと艶も鮮度の指標。
  3. チェックポイント3:カット大根は切り口をチェック。乾燥していない、みずみずしい切り口が良い。
  4. チェックポイント4:陳列位置を確認。新しい商品は下部、古い商品は上部に配置されることが多い。鮮度を重視して選ぶ。