はだかのまま冷蔵庫に入れないで!「大根」を鮮度よく長持ちさせる保存法!コツ・注意点も解説

冬の寒さが厳しい時期は、煮込んだ大根が特に美味しく感じますね!

ふろふき大根やおでん、大根ステーキといった様々な料理で大根の美味しさを堪能できるのは、冬の楽しみの一つです。

多くの方が大根を冷蔵庫に常備していると思いますが、「大根が知らず知らずのうちにしなっとしてしまい、食べられなくなってしまった」という経験はありませんか?

保存方法が適切でないと、大根はすぐに傷んでしまいます。

例えば、スーパーで購入した大根を、はだかのまま冷蔵庫に入れてしまっていませんか?

今回、スーパーの青果担当だった私が、大根を新鮮な状態で長く保存する方法について解説します。

時間がないとき:せめて袋で包んで冷蔵庫へ!

時間が限られているときでも、少しの工夫で大根の鮮度を保つことができます!

スーパーで販売されている一本売りの大根は裸のままのことが多いです。

このまま冷蔵庫に保管すると、大根はすぐに萎れてしまいます。

そこで、手軽な保存方法をお伝えします。

1)大根の葉を取り除きます。

2)大根をビニール袋に入れて冷蔵庫に保存してください。

これだけで、冷蔵庫の冷気が直接当たらず、大根の鮮度をしっかりと保つことができます。

もし大きなビニール袋が手元にない場合でも、小さな袋を大根の両端からかぶせるだけで大丈夫です。

ポイントは、冷蔵庫の冷気から大根を守ることです。

葉を取り除く理由は、葉が栄養を吸収してしまい、大根本体がしなびやすくなるからです。

時間があるとき:部位別に包んで保存

時間に余裕がある場合は、大根を部位ごとに包んで保存する方法をおすすめします。

ビニール袋に入れて保存する方法も良いですが、すぐに使い切らない場合は以下の手順が効果的です。

1. 大根を三等分に切り分けます。

2. 切った大根を湿らせたキッチンペーパーで包み込みます。

3. 包んだ大根を食品保存用の袋に入れ、冷蔵庫で保管します。

この方法では、部位ごとに大根を保存することができるので、料理によって使い分けが可能です。

湿らせたキッチンペーパーは大根の表面の乾燥を防ぎ、鮮度を長持ちさせます。

大根をすぐに使い切らない場合は、この保存方法を試してみてくださいね!

ちなみに上記写真が、はだかのまま冷蔵庫で保存した大根です。すぐに萎びてしまいますので、注意してくださいね。

まとめ

記事の要約!
  1. チェックポイント1:時間がないときは、大根の葉を取り除き、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。これで冷気の影響を避け、鮮度を保てます。
  2. チェックポイント2:時間があるときは、大根を部位ごとに切り、湿らせたキッチンペーパーで包んで食品保存用の袋に入れ、冷蔵庫で保存。これで料理による使い分けが可能で、鮮度も長持ち。
  3. チェックポイント3:葉を取り除く理由は、葉が栄養を吸収し、大根本体がしなびやすくなるから。